KOBECCO(月刊神戸っ子)2025年4月号
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思います。―ずばりJCの魅力とは?地域、国、世界を愛する色々な人々に出会えることだと思います。年齢も仕事も国籍も違う人々が、明るい豊かな社会を築くという同じ使命の下、喧々諤々できる数少ない組織です。―JC活動での経験は、ご自身の社業に活かされていますか。理念経営やコミュニケーションの重要性を学び、社業に活かしています。私は弁護士として事務所を経営しています。最初は淡々と業務を裁くことを中心にしていたのですが、理念を持った経営をすること、理念を職場で共有することが大切だと学び、実践しています。また、職場内のコミュニケーションが何より重要だと学び、誰もが遠慮することのない、働きやすい職場作りを目指しています。―2026年の全国大会に向けた抱負をお願いします。日本全体のJC会員数は約2万5千人であり、全国大会では多くのメンバーが来神されます。一般の方が参加できる記念事業も行う予定です。大きな経済効果が見込まれますので、兵庫県全体が活性化するきっかけになってほしいと思います。そして何より、全国の皆様に神戸の魅力を知っていただき、また来てもらいたいと思ってもらえるように、精一杯おもてなしをしたいと思います。―同世代で神戸JCに興味のある方へのメッセージがあればお願いします。百聞は一見に如かずです!(笑)神戸JCは、社会により良い変化をもたらすリーダーを育成する世界に根を張った数少ない組織だと思います。神戸JCには仮入会という制度がありますので、少しでも良いなと思われたら、是非体験してみてください。―神戸の街の魅力向上のために必要なことは?構成力と発信力が必要なのかなと考えています。神戸の街には、山と海、異国情緒溢れる建物や文化など、様々な魅力があると思うのですが、それぞれの魅力が点々と存在していて、線で繋がっていない印象を持っています。点を線で繋げてパッケージ化する構成力が求められていると感じます。また、魅力を外部に発信することも重要だと思います。特に海外向けの発信は、これから拡充が必要な点だと思います。―多忙な中で、ご自身のリラックス法は?家族と美味しいビールを飲んでリラックスしています!(笑)家族と過ごすと自然と英気が養われて、また頑張ろうという気持ちになります。―今、興味のあることは?6月にASPAC(アジア圏のJC会議)でモンゴルウランバートル、11月に世界会議でチュニジアチュニスに行く予定です。どちらもきっかけがないと中々行かない地域だと思うので、両国の文化、観光や美味しい食べ物とお酒に興味津々です!70

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