うか?」と聴衆に投げかけた。そして「芦屋や神戸は大地の傾斜が急なので川に水がなく消火しにくい。だから阪神・淡路大震災でも焼死者も多かった。結果的に歴史の経験を生かせなかったということになるでしょう。歴史とは〝社会の経験〟。ここから学び生かすべきことは多いのです」と語った。そしてついこの前のコロナ禍に関しても、パンデミックを〝社会の経験〟という視点から読み解けば学ぶことは少なくなかったと、その一例としてスペイン風邪の発生と拡大について解説した。今期は昭和13年の阪神大水害や昭和20年の空襲についても学んだ。芦屋市立公民館の公民館講座は事前申込制。芦屋市民が優先だが、それ以外の一般の受講も可。詳しくは芦屋市立公民館まで。■芦屋市立公民館TEL・0797-35-0700(火曜休)■と き 4月12日(土)13:00~16:00一般参加歓迎(参加費500円)■ところ 兵庫県立兵庫津ミュージアム神戸市営地下鉄「中央市場前」5分 日本ニュージーランド交流史 田辺眞人(ニュージーランド学会顧問)ニュージーランドと日本ラグビー交流史 新井正彦(江戸川大学客員教授)姉妹都市ハット市との交流 阿部一郎(箕面市ハット市友好クラブ会長)ニュージーランドワインと日本 栗本明博(シニアソムリエ)主催:ニュージーランド学会 共催:兵庫県立兵庫津ミュージアム 後援:ニュージーランド大使館ニュージーランド学会特別例会日本ニュージーランド交流フォーラム95
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