各班のプレゼンを聞きながら試食。「どうしてその素材を選んだのか?」「もう少し工程を簡素化できるか」など、審査員と学生との間で質疑応答が行われた別室に移動して審査。4指標ごとに点数をつけ、総合得点の高い班を選出、さらに点数だけでは判断できない各班の素晴らしさも意見交換1次審査を通過したのはどのチームか?審査結果の発表後、各審査員が提案内容への講評、そして全チームへの労いと感謝の言葉を述べた●自由素材:昆布を選択「塩こんぶでさっぱり豚饅」●指定素材:豆編「ビーンズジェントル饅」最終決戦(2回目試食会)に選ばれたのはこの2豚饅!が評価された。一方の川端先生チームの豚饅は暫定的な選出。丹波黒黒豆、うぐいす豆、きんときの3種の「おまめさん」が圧倒的な存在感を放ち、割り開いたときのわくわく感やネーミングの楽しさがズバ抜けていたため、学生達に勝負の世界の厳しさを実感してもらう狙い。自分達で考え、協力して練り上げた提案をプレゼンして、説得する。社会人として必要な力をさらに磨き上げるべく、4班はレシピのブラッシュアップを、他の班は川端先生チームの豆の豚饅を改良する課題が与えられ、最終試食会に臨むことになった。各審査員から総評として、フジッコ商品を際立たせながら、老祥記の持ち味を活かし、ストーリー性のある他素材との融合という非常に難しい課題に向き合ったことへの労いと、惜しくも選外となった班に対する感謝が伝えられた。初めての商品開発で感じた手応えや、課題をどう克服し、よりよい美味しさを生みだすか。残りの学生生活を実り多きものにしてもらいたいという激励とともに、第一回の試食会が終了した。4班先生最終選考はVOL.3で今回の審査員からのコメントを考慮しながら、さらに魅力的な豚饅へ改善! 打倒、川端先生チームとなるか!? お楽しみに。試食審議発表暫定92
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