KOBECCO(月刊神戸っ子)2025年3月号
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ンドネシア風などエスニックな豚饅から、甘い「ふっくら小豆水煮」や「おかず畑サツマイモ甘煮」、酸味のある「カスピ海ヨーグルト」など意外性のある商材を使用した豚饅まで、学生ならではの柔軟な発想の良案がズラリ。販売時の梅雨にさっぱり感を出せる大葉や梅を選んだり、旬素材で食感も良いアスパラを合わせたり、フジッコの看板商品である昆布に着目したり、栄養バランスまで考慮したり…、学生達の熱のこもったプレゼンに審査員も感動しきり。試食後の質疑応答では、フジッコ素材の使い方やオペレーションの煩雑さなど温かくも鋭い指摘やアドバイスがあり、学生達も新たな気づきを得た様子。全6チームのプレゼン終了後、別室で審議。白熱した議論ののち、自由素材の部は4班の「塩こんぶでさっぱり豚饅」、豆素材の部は川端先生チームの「ビーンズジェントル饅」を選出。4班の選出の決め手は「ふじっ子(塩こんぶ)」の持ち味がしっかり感じられたこと、他の具材(梅や大葉)とのバランス、販売時期やお客様の食シーンを考慮したコンセプト設計など3班1班2班4班5班スパイシーな黒豆カレー学生の母国のインドネシアの味を企画栄養素を補うニラをプラス梅雨にさっぱり、販売時期も考慮!サツマイモや小豆など甘い具材を選ぶ班もカスピ海ヨーグルトをトロ~リ隠し味に91

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