1980年、ロータリー創立75周年を迎える年、記念事業として、ポートアイランド竣工記念「ポートピア81」に施設参加、また平島パストガバナーの尽力により「兵庫ロータリー文庫」が発足する。ポートアイランドの発展に伴い、「新しいクラブを」という機運が高まり、神戸RC拡大委員会が積極的に取り組んだ結果、1984年5月2日、RIから正式に承認され、「神戸南RC」が誕生した。この年、神戸RCは創立60周年を迎え、8月22日、神戸ポートピアホテルで記念例会を開いた。創立70周年を迎えた1994年には、松岡通夫氏がガバナーノミニーに指名された。試練を超えて新しい時代へ 1995年1月17日、阪神・淡路大震災発生。神戸阪神間の主要な地域が大打撃を受け、神戸RC会員多数の自宅や事務所が被害を受け、オリエンタルホテルの被災でクラブは創立以来の事務局と例会場を失う。加藤隆久会員の計らいで生田神社宮司室に事務局を開設、会員の安否情報の収集に全力を挙げた。2月18日には松岡ノミニーが国際協議会出席のため、米・カリフォルニア州アナハイムへ出発するという慌ただしさだった。ライフラインが少しずつ回復してきた3月初め、同神社会館大ホールで例会再開にこぎつけた。その後、事務局、例会場ともに、神戸ポートピアホテル神戸の震災復興の激励に駆け付けたハーバート・ブラウンRI会長(1995年)大震災を乗り越えて開催された地区大会(1996年)72
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