KOBECCO(月刊神戸っ子)2025年3月号
43/148

です。飲み物に合わせるということを考えすぎると美味しいお料理はできません。結果、合えばそれでいいし、合わない可能性も十分あるけれど、それもいいと思っています。「食楽酒」ツーリズムモニターツアーを終えて当日は会食が終わり、カセントのお料理に賞賛の拍手が送られた。厨房から出てスタッフと共にお客様をお見送りされた後の福本さんにお話を伺うと、「喜んでいただき、料理人としての仕事ができたとひとまずホッとしています。今回の試みは一つの提案として良かったと思いますが、これをきっかけとして続けていくことが大事。僕でよければ協力させていただきますし、若い料理人がここでいろんなことを体験するのもいいかなと思います」と笑顔で話してくれた。43

元のページ  ../index.html#43

このブックを見る