KOBECCO(月刊神戸っ子)2025年3月号
32/148

阪神間の地形・地質・気候…様々な好条件が相まって形成されてきた日本を代表する酒どころ「灘五郷」。西郷、御影郷、魚崎郷、西宮郷、今津郷という5つのエリアで造られる日本酒はしっかりとした味と香りで「男酒」と呼ばれる。その魅力を発信し、「神戸の食」との相乗効果で、海外から観光で日本を訪れるお客さんを魅了しようと今回モニターツアーを実施した。こうして始まった「食楽酒」ツーリズム。企画・運営を担当したのは、神戸の水の魅力を発信し、宮水で造る灘五郷の酒のPRに携わる㈱ARIGATO‐CHANの坂野雅さん。カセントオーナーシェフの福本伸也さん、その料理の大ファンで建築家の常深大輔さん、剣菱酒造株式会社の白樫政孝さん、地質学者の巽好幸さんをはじめ、幅広い分野のプロからのバックアップを頂き、1月28日、坂野さんが運営する「灘五郷酒所」を主会場にしてモニターツアーが実施された。「灘五郷の日本酒とカセント「食楽酒」ツーリズムの企画・運営の中心を担った㈱ARIGATO‐CHANの坂野雅さん32

元のページ  ../index.html#32

このブックを見る