KOBECCO(月刊神戸っ子)2025年2月号
83/124

最後は田辺先生、坂本さん、この30年歌い継がれてきた「しあわせ運べるように」を作詞作曲した臼井真さんの鼎談がおこなわれ、震災の記憶や教訓の継承について語り合うと、富永和典校長や鈴木あかね先生の引率のもと会場を訪ねた神田篤樹君ほか舞子高校環境防災科の6名の生徒や、会場に近い兵庫高校からは神戸秀夫教頭と生徒会役員も熱心に傾聴していた。最後に臼井さんの指揮で会場全体が「しあわせ運べるように」を合唱。「全国の子どもたちが神戸の震災のことのみならず、自分の故郷のことを思い浮かべながら歌えるように」と臼井さんが願うこの曲に込められた思いを噛みしめながら、教訓や経験を未来へと継承する決意を新たにした。臼井さんの指揮、坂本さんの伴奏のもと、みんなで「しあわせ運べるように」を合唱震災を乗り越えていまある幸せを伝えたいとピアニストの坂本さん講師 田辺眞人日時 3月19日(水)14:00(受付13:15~)会場 ピフレホール(新長田駅前)受講料 1,000円定員200名(申込先着順)申込・問合せ ピフレホール TEL/078-621-1120歴史講演会桜と神戸の生活史=松竹梅と日本文化=会場には涙した人もちらほら。能登半島地震の被災地支援の募金もおこなわれた83

元のページ  ../index.html#83

このブックを見る