ときのエピソードを紹介。デッサン画をサラサラと描きながら話を聞いていた安藤氏から「写真だけではつまらん」と自筆のイラスト掲載を提案された。「その後すぐ、12回掲載分がまとめて届いたときには驚きました。これが安藤先生の仕事のスタンスなんですね」北野坂を散策がてら「神戸北野ノスタ」へ。宝塚市から参加した女性は「レトロな建物を見るのが好きで参加しました。久しぶりに神戸のまち歩きをして『ステキだなあ』と改めて思いました」、建築関係の仕事をリタイアした市内在住の女性は「安藤建築を幾つか見て回っていますが、今日は解説付きなので初めて聞くエピソードもあり、楽しい時間を過ごしました」。プレゼントされた安藤氏自筆のイラストを添えた『TADAO ANDO HYOGO』を手に、神戸のまちと安藤建築への思いを胸にツアーは解散となった。ローズガーデン 北野アレイ77
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