楽しみです」。参加者は大きな空間を散策し、気になる本を手に取り、安藤建築の感触を手で確かめ、「青いりんご」で記念撮影をするなど思い思いの時間を過ごした。ランチタイムは神戸元町の老舗洋食店「伊藤グリル」へ。大正12年の創業時から受け継がれてきた「ビーフシチュー」を堪能した。「兵庫県立美術館」を船上から鑑賞。下船後は館内を見学元町を後にしてバスで中突堤中央ターミナルへ。クルーズ船「boh boh KOBE」スタッフの歓迎を受け、早速、乗船。晴天に恵まれたこの日、紅葉に染まる六甲の山並みと神戸のまちの景色に見入っていると、視界に入ってきたのは「兵庫県立美術館」。「再生」をコンセプトに設計され2001年に竣工、翌年オープンした。「隣の『なぎさ公園』を手掛けた安藤さんの美術館建設プランがコンペで採用され、一体化した景クルーズ船から兵庫県立美術館を見学ガイドを務めた三好庸隆先生ランチは伊藤グリルへ74
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