『CRIMINAL FOUR －愛しき大悪党－』大阪公演公演期間：3月27日（木）～30日（日）会場：COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール脚本・演出：山田能龍出演：ふぉ～ゆ～（福田悠太・辰巳雄大・越岡裕貴・松崎祐介）大原優乃、吉田メタル、蘭寿とむ 他text. 田中 奈都子【ストーリー】 舞台はフランス・パリ。パリ五輪から10年後の世界。各国の争いが絶えない中、フランスは平和を愛する国として日々を営んでいる。しかし政治的に孤立し、経済は困窮。かつての「花の都パリ」は、今や貧困の街へと歩みを進めていた。 そんな閉塞感漂う街で、市民の間で噂になっているのは犯罪集団「ル・ミラージュ」。巧妙な手口で警察に尻尾を掴ませない彼らを、民衆の中には「極悪非道」と罵る者もいれば、「正義の味方」と英雄視する者もいる。それは彼らの標的が、いつも極悪人であることが理由だった。 ル・ミラージュの構成員は、警察官の身分を持つユーゴ、詐欺師のような話術を操るライアン、天才的なIQを誇るシモン、驚異的な身体能力を持つガスパール。世界の均衡を保つべく暗躍している彼らに新たなミッションが下されー。パリの運命は大きく動き出す……。公式サイトQ．山田さんはそれぞれのキャラクターに当て書きしたそうですが、役柄に共感できる部分はありますか？辰巳 僕は詐欺師のライアンを演じます。日頃ニュースを見ていて、容姿も言葉も変えて芝居をする、相手の心理を読みとって懐に入る「詐欺師」に興味がありました。僕は芝居をするとき、「役を生きる」をテーマに挑むので、芝居が好きというところは似ています。越岡 僕の役は天才ハッカー・シモンです。僕はフィッシング詐欺にあったことがあるので、被害者側の辛い気持ちはわかります。思い出の写真が全部消えてしまったり…。そのことは役に活かせるんじゃないかな。共通点はシモンも僕も方向音痴。山田さんに話したことないのに…（笑）福田 僕は犯罪集団『ル・ミラージュ』のリーダー・ユーゴを演じます。ふぉ～ゆ～のリーダーという点では同じですが、ここではリーダーとしてやることはないですね。“一番ぶっ飛んだ男”と書いてあったので、どうぶっ飛んだらいいのかなと悩みました。松崎 僕は喧嘩っぱやく、身体能力が一番高いガスパール。身体能力はこの中で一番だと思います。Q．初の悪役ですね。辰巳 僕たちは仲がいいので、舞台でもチーム感が出る。これまでの舞台はそれが強みだったけど、今回は個々に役割があってバラバラ。互いを信じきっている僕たちが、心の底では信じ合っていない集団を演じる。これまでにない、ドキドキさせるふぉ～ゆ～になりますね。松崎 なぜ悪事をするのか、それは正義があるから、という、“表の顔”と“裏の顔”がキーワードになります。僕たちの裏の顔もお見せできたらいいね。福田 犯罪を犯すという意味ではなく、ちょっとワルイ大人の男はかっこいいという憧れもあります。この役を演じることでそんな面も出せたらいい。越岡 笑いだけじゃない、“新しい”ふぉ～ゆ～ですね。70
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