KOBECCO(月刊神戸っ子)2025年2月号
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カウンター席でシェフたちが料理を仕上げるのを待つ高揚感たるや!香りや音、お皿に重ねられる色鮮やかなソース…、ライブ感あふれる様が目の前で繰り広げられるこちらは昨年12月21日、神戸ポートピアホテルにオープンした「リュバン」。王道仏料理店の「アラン・シャペル」「トランテアン」を展開してきた同ホテルが時代のニーズを捉えて新展開するカジュアル仕様のフレンチレストランだ。コンセプトは『食を通じた感動』。仏語でリボンを意味する店名は、生産者と料理人、伝統的な調理法と斬新なアイデア、料理とワイン、スタッフとゲスト、様々な“結びつき”“融合”から生まれる感動を届けたいという想いの表れ。播州百日どり、神戸ポークコントワール リュバン【住】神戸市中央区港島中町6-10-1  神戸ポートピアホテル 本館1階【問】078-303-5207  ※レストラン総合案内10:00~17:30【営】11:30~14:30(LO14:00)、  17:30(土日祝17:00~)~21:30  (LO 20:30、コースLOは20:00)  ※毎週水曜のディナータイムは  アペリティフ営業(ドリンクとフレンチおつまみ)【休】月・火曜(祝日は営業、翌平日休業)といった地元食材を多用した料理を味わうと、神戸を代表する同ホテルがいかに地域の生産者や食材と向き合い、その魅力を表現していこうとしているかが一目瞭然。例えば、絶妙な火入れがされた寒鰆のミキュイには兵庫県朝来市の特産品・岩津ねぎを焼いたピューレ&細切りフライを重ねるなど、様々な味や食感が融合する手の込んだ料理はどれも感動必至。そんな逸品をカウンターで味わうという“粋”を、ぜひ体感して。ランチコース3,500円~、ディナーコース10,000円。アラカルトもあり。熟練のソムリエが料理や食材、客の好みに合わせてワインを提案。ノンアルコールドリンクも豊富に揃う数種類の柑橘フルーツとはちみつを使用し香り豊かに仕上げたババ・オ・ラム。お好みでラム酒をかけて播州赤鶏や神戸ポーク、フォアグラなどを使用したパテ・クルート「リュバン」シェフ兼洋食・バーグループ統括料理長豊田悟至さん7

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