KOBECCO(月刊神戸っ子)2025年2月号
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『自然派料理アマソラ』の池㞍彩子さん。西区の農家『ナチュラリズム』さんのケールのキッシュや丹波栗と薔薇のモンブランなど、地元食材を多用し、スパイスやソースを組み合わせて唯一無二の味を実現。「何を使っているんだろう?と会話も楽しんでもらえれば嬉しい」とコメント↑神戸市の「神戸灘の酒による乾杯を推進する条例」にのっとり剣菱の日本酒を使ったカクテルで乾杯。グラスからふわりと広がるレモンの香りがパーティの始まりに華やぎを添える。↓アペは朝倉山椒が効いた弓削牧場のフロマージュパイ神戸ファッション協会の白樫政孝副会長が乾杯の音頭を100名分のチケットが完売する人気イベント真っ昼間、笑顔でパクつくオムライスなどといった下町カジュアルなイメージが強い「洋食」。それゆえにしっぽり都会的なカクテルと合わせることは“ない”と考えていた人も多いのでは?2023年に引き続いて「これからの洋食」を提案する神戸ファッション協会主催のイベントでは、そんな“ない”を逆転させ、なんなら可能性を拡げようと「神戸洋食とカクテルのおいしい関係」をテーマに掲げた。港からやってきた西洋料理を独自の解釈で発展させてきた「神戸洋食」は様々な楽しみ方を秘めており、バーフードとして提供されることもあるほど、洋食&カクテルは“全然、あり”なのだ。当日はKiss FM KOBE サウンドクルーの松田礼那さんがナビゲーター役となり、神戸ファッション協会の副会長を務める『剣菱酒造』代表の白樫政孝氏の挨拶と乾杯でスタート。料理は、芦屋で『自然派料理アマソラ』を主宰する料理家・池㞍彩子さんが監修。生産者を訪ねて吟味した食材の味を大切にする池㞍さんが、立食パーティでも楽しみやすいフィンガーフード仕様の洋食を用意した。43

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