女問わず、幅広い層に愛してもらえるお酒として、多くの方に楽しんでもらいたいと思います。名だたる蒸留所や生産者作り手との交流がまた楽し…出展者はどんな方たち?熊野 近年注目の「ジャパニーズクラフトウイスキー」は、日本国内の蒸留所で作られた身近さが魅力。今回も吸引力が絶大な人気蒸留所さんが多数出展くださっています。宮森 地元兵庫の江井ヶ嶋酒造さんは1919年に日本初のウイスキー製造免許を取得。その前の年にニッカウヰスキーの創業者、竹鶴政孝氏がスコットランドにウイスキー造りを学びに行ったというくらい古くから日本のウイスキーの歴史と共に歩んでこられました。2017年にできた新進気鋭の蒸溜所・明石酒類醸造さんも出展いただきます。ここの海峡蒸溜所はシングルモルトのファーストリリースがまだ出ていないので、ぜひWHKでお披露目してもらいたいとアプローチ中。あと海外からの評価も高いクラフトディスティラリーのパイオニア、イチローズモルトのベンチャーウイスキーさんなど、人気生産者の皆さんに参加いただけていることに感謝しています。村本 国内では新しい蒸留所も増えてきていますよね。宮森 産声を上げたばかりの蒸留所にも出展いただき、ウイスキーになる前の過程をお披露目していただくことで、お客様に推しの蒸留所を見つけていただきたいと思います。川上 WHKを通じて、日本のクラフトウイスキーの歩みを応援できるということですね。さらに進化、魅力アップで神戸を代表するイベントに…今後の抱負を教えてください。宮森 お客様に喜んでもらえる内容にするためにも、手伝ってくださる神戸のバーの皆さん、出展者の方に評価いただける準備やケア、情報発信、企画のブラッシュアップが大切だと考えています。村本 地域の皆さんから「またWHK開催の時期がやってくるね!」という声をいただくことも増えてきました。WHKの存在が知れ渡り、ウイスキーの魅力を知った人が別の人を誘ってきてくれる。新しい人も、ちょっとウイスキーを知っている人も、通な人も、人と人、人とウイスキーが繋がっていく。いい連鎖反応を起こし、新しい出会いが生まれれば嬉しいです。川上 WHKは蒸留所や生産者さんに多く出展いただいていることもあり、ウイスキー好きな方はもちろん、初心者の人に座談会は「The Nineteenth Bar」にて実施36
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