災害医療フォーラム第２６回兵庫県救急・令和５年１１月２５日[土] １４：３０－１７：20南海トラフ地震に備えて対象者・医療関係者向けテーマ阿南 英明 氏地下鉄三宮阪急三宮ＪＲ三宮阪神三宮神戸阪急ミント神戸三宮センター街神戸市役所ジョーシン磯上公園阿波銀行中央区役所国際会館フラワーロードポートライナー兵庫県医師会会 場共 催①兵庫県医師会館 ２階大会議室 １４０名②ＷＥＢ 「ＺＯＯＭ」配信 ５００名応募方法詳しくは裏面をご覧ください。参加費無料締め切り2023年１１月１6日 （ 木曜日 ）お問合せ（一社）兵庫県医師会〒651-8555 神戸市中央区磯上通6-11-1TEL. 078-231-4114総合司会・進行：兵庫県医師会 理事 清成 則久開会挨拶14:30～14:35（5分）討論会 閉 会16:50～17:20（30分）基調講演14:35～15:35（60分）15:45～16:45（60分）シンポジウム座長：兵庫県医師会救急・災害医療委員会 委 員 長 小平 博 兵庫県医師会救急・災害医療委員会 副委員長 荒木 邦公[ シンポジスト ]（各15分）① ／災害時の医療体制／ 兵庫県保健医療部医務課長波多野 武志 氏 ② ／DMATに関して（仮）／ 兵庫県災害医療センター副センター長 兵庫県災害救急医療情報指令センター室長 川瀬 鉄典氏③ ／DPATに関して（仮）／ 兵庫県こころのケアセンター センター長 加藤 寛 氏④ ／ 来るべき大規模災害に備えて ／ 神戸市消防局警防部警防課災害対策係 消防司令 山中 裕司 氏 第１部第４部第５部第２部第３部舞台転換（5分）独立地方行政法人神奈川県立病院機構 参与神奈川県 理事（医療危機対策担当）藤沢市民病院 副院長 阿南 英明 氏【Covid-19対応の経験を活かした危機管理の視点から南海トラフ地震を考える】兵庫県医師会 副会長 橋本 寛 兵庫県医師会兵庫県病院局兵庫県災害医療センター者のメンタルケアも課題です。ですから現在はJMATだけでなく、感染症対策やメンタルケアの専門家のチームが各学会から被災地へ派遣されています。南海トラフに備える─2024年は8月にも日向灘地震が発生し、南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意報」が発表されました。県医師会では南海トラフにどう備えていますか。八田 現在、初動体制からのマニュアルを見直しています。また、2023年の11月には「第26回兵庫県救急・災害医療フォーラム」で「南海トラフ地震に備えて」をテーマにしました。このフォーラムでは危機管理の専門家の講演のほか、兵庫県の担当部署、DMAT、精神科の医師、消防関係者によるシンポジウムも行いました。─南海トラフの発災時、どのような状況が予想されますか。八田 死者や傷病者がたくさん発生して医療需要が急増する一方、医療施設の被災やインフラの損壊もあるので、医療機能の著しい低下が予想されます。もちろんそれに対する準備は行っていますが、何が起こるかわからないのが災害です。*クラッシュシンドローム（挫滅症候群・クラッシュ症候群）建物などの下敷きになり、体の一部が圧迫を受け筋肉などの組織が損傷（挫滅）し、救助されて血流が再開することで、不整脈や腎不全などを引き起こして死に至ることもある重篤な疾患。阪神・淡路大震災では、救助直後、元気だった人が突然亡くなるケースがあり、震災後の検証によって50名の死因がクラッシュシンドロームだったことが判明した。これを契機に一般に知られるようになった。98
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