KOBECCO(月刊神戸っ子)2025年1月号
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神戸ガレット・デ・ロワ コンテストは、2021年から(一社)兵庫県洋菓子協会と(公財)神戸ファッション協会が実施。「みんなのガレット博覧会」と題して、コンテストと神戸の菓子店による商品の販売などを行うイベントを毎年1月に開催し、知名度を上げてきた。2022年からはパイ生地の「ガレット・デ・ロワ」に加え、ブリオッシュ生地の「クーロンヌ・デ・ロワ」も加わり、神戸に根付いた洋菓子やパンの歴史や文化を内外へPR、神戸地域での普及啓発を図っている。第5回の今年度は、従来の審査と展示販売の同日開催を改め、コンテストは11月、表彰式と一般向けの展示販売は1月と時期をずらすことで、時間をかけて審査できるように。(一社)兵庫県洋菓子協会副会長の栗原栄德氏は「洋菓子やパンの振興事業として、文化+ビジネスの活性化が必要。入賞者を予め周知することで、兵庫・神戸ならではのイベントをさらに盛り上げたい」と語った。コンテストは11月13日、県内の有名パティシエやブーランジェ11名が集い、兵庫県洋菓子協会で選考が行われた。審査員は味・見た目・焼き込みを中心に点数をつけ、平均点の高生地の出来が問われる「クーロンヌ・デ・ロワ」(一社)兵庫県洋菓子協会副会長の栗原栄德氏第5回のコンテストには、ガレット・デ・ロワ部門には17名、クーロンヌ・デ・ロワ部門には6名が応募75

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