大切にしているので、完全自動運転などには、あまり与していません。そういった人を大切にするマツダの精神を山本氏には伝えて頂き、単なる整備の技術だけではなくて、お客様一人ひとりに価値を提供できるような“人財”の育成を目指します。御社は、2021年に「バリュー・チェンジャー」と名付けた新たな中期計画を発表されています。この「バリュー・チェンジャー」とは何でしょうか?最初はですね、ネーミングにこだわってかっこいい目標を作ろうと始めたんですが、実は、3つの中核があります。一つは、「社会的価値」。これは我々だけではなく、お客様も、社会的な価値を生んでほしいという意味も含んでいます。当社は健康経営優良法人「ホワイト500」の認定を自動車業界で唯一7年連続で受けてます。例えば、生活習慣病予防対策などを企業として積極的に行っているんですが、これをお客様にも広げられないかと思っているんです。健康であるということは、健康保険を使う率が低くなり、社会的貢献に繋がります。また、健康であるからこそ運転ができるということなので、お客様も健康になって頂い新たな価値を創造する3つの“バリュー・チェンジャー”47
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