KOBECCO(月刊神戸っ子)2025年1月号
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地場資本ディーラーが整備士専門学校を作る理由御社の成り立ちなど、会社の自己紹介をお願いします。当社は1941年に、私の祖父・橋本重雄がマツダの販売権を取得して創業しました。最初はトラックなど商用車の取り扱いが多かったんですが、高度経済成長期に乗用車市場に参入。創業70年の節目である2011年には新車累計販売台数80万台を突破し、83年となる本年度は90万台超えに挑戦中です。そんな歴史の中で、2026年4月に自動車整備の専門学校の開校を予定されます。ディーラーが運営母体になるのは珍しいと思いますが、開校への経緯についてお聞かせ下さい。いま整備士不足が全国的に叫ばれています。そんな中、私は、“ただただ待っている”ということができない性質で……。ある日、マツダの広島本社に行って、1961年神戸生まれ。一橋大学法学部卒業後、住友銀行(現三井住友銀行)入行。1996年神戸マツダモータースに入社し、翌年グループ会社マツダアンフィニ兵庫副社長に就任。2000年に両社の社長となり、現在の株式会社神戸マツダへの統合を行う。全国マツダ販売店協会会長を2017年から務め、翌年からは日本自動車販売協会連合会副会長を務める。橋はしもと本 覚さとるさん株式会社 神戸マツダ代表取締役社長45

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