KOBECCO(月刊神戸っ子)2025年1月号
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re InformationKOBECCO催しもの情報■会期 3月9日(日)まで■会場 芦屋市谷崎潤一郎記念館(芦屋市伊勢町12-15)■時間 10:00~17:00(入場は閉館30分前まで)■休館 月曜日(ただし1/13〈月・祝〉・2/24〈月・休〉開館、1/14・2/25〈火〉休館)年末年始(12/28~1/4)■料金 一般500円、大高生300円、65歳以上250円、中学生以下無料■交通 阪神「芦屋駅」から南東へ徒歩15分■お問い合わせ TEL.0797-23-5852文豪谷崎潤一郎といえば、「美の作家」としてのイメージが強いのではないだろうか。だが、とくに大正時代を中心に昭和初期くらいまでの谷崎には、幻想や怪奇に彩られた、時としてグロテスクなテイストすら漂う作品も少なくない。そんな谷崎の一面、「暗黒と流血の文豪」としての顔に焦点をあてる。芦屋市谷崎潤一郎記念館2024年度 冬の特設展幻想・怪奇・グロテスク暗黒と流血の谷崎潤一郎谷崎潤一郎 自筆原稿『武州公秘話』exhibitionart■会期 3月9日(日)まで■会場 兵庫県立美術館(神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1HAT神戸内)■時間 10:00~18:00(入場は閉館30分前まで)■休館 月曜日(ただし1/13〈月・祝〉・2/24(月・休)開館、1/14・2/25〈火〉休館)、年末年始(12/29~1/3)■料金 一般1,600円、大学生1,000円、70歳以上800円、高校生以下無料、障害者手帳等をお持ちの方(一般)400円、障害者手帳等をお持ちの方(大学生)250円■交通 阪神「岩屋駅(兵庫県立美術館前)」から南へ徒歩約8分■お問い合わせ TEL.078-262-1011参考:束芋《dolefullhouse》2007年 兵庫県立美術館蔵©Tabaimo/Courtesy of Gallery Koyanagi阪神・淡路大震災から30年を迎えるに際し、6組7名のアーティストによるグループ展を開催する。1995年1月17日の震災では、前身である兵庫県立近代美術館(1970-2001)も建物や収蔵品に大きな被害を受けた。兵庫県立美術館では、これまでも震災後の節目の年に関連展示を開催してきたが、今回初めて特別展会場での自主企画展となる。この30年の間に、世界は多くの自然災害や紛争に見舞われ、明るい未来を想像することはますます困難な状況となっている。そのような時代になお語りうる希望とは――。簡単には答えの出ないこの問いを考え続けるための、ひとつの場となることを目指し、本展を開催する。兵庫県立美術館阪神・淡路大震災30年 企画展1995⇄2025 30年目のわたしたちOur Lives from January 17, 1995米田知子《震源地、淡路島》1995年 国立国際美術館蔵©Tomoko Yoneda/Courtesy of ShugoArts112

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