次は牧場内のテラス席でレザークラフト体験。「メイドイン神戸」をコンセプトとしたレザーブランド『STUDIO Kiichi』オーナーの片山喜市郎氏を講師に迎え、「神戸レザー」のカードケースづくりに挑戦、ハンドメイドの楽しさを満喫した。その後、元町にある店舗へ移動し「神戸レザー」について学習。「神戸牛(神戸ビーフ)」の肉は世界的なブランド高級肉として絶賛されるが、その皮は他の和牛の原皮に紛れて廃棄されている。そこで“希少性の高い神戸牛の皮”として有効活用し、価値を見出そうと誕生したのが皮革「神戸レザー」だ。牛の育成からレザー製造まで兵庫県内で完結し、全てにトレーサビリティが確保。「神戸牛は知っていたが神戸レザーは知らなかった。食べること以外にも活用されていたなんて」と参加者は感心しきりな様子だった。STUDIO Kiichi(スタジオキイチ)片山氏は神戸レザーの世界ブランド化をめざす「神戸レザー協同組合」の代表理事も務める好きな色の革と糸を選び、穴をあけ、縫い合わせる。片山氏とスタッフさんにサポートしてもらえるので初心者でも安心トレーサビリティで皮革が手に届くまでのプロセスを追跡できる元町商店街6丁目にある『STUDIO Kiichi』食べたら、使うがコンセプト神戸牛の皮革で小物作りこれを作りました!84
元のページ ../index.html#84