KOBECCO(月刊神戸っ子)2024年12月号
40/136

神戸北野出身の私は、旧北野小学校に通っていました。11月に「神戸北野ノスタ」としてリニューアルオープンしたことでも知られる国際色豊かな学校で、外国人の子ども達に混じって通学。私の母は、同級生のご家族からレシピを聞き、家でご飯を作る際、異国のスタイルに挑戦。我が家のオムライスは、シナモンの香りがしていましたね(笑)。神戸洋食の魅力の一つに選択の幅の広さがあげられます。シーンや一緒に行く人はもちろんですが、最近私がハマっているビフカツでも、お店によって肉の柔らかさやソース、付け合わせが異なります。今や食べ比べが趣味となっています。よく行くのは元町商店街の『神戸ステーキ メリカン』さんです。Kiss FM KOBEから近く、夜の営業が17時からと早いので、夕方に担当番組が終わると直行。時々主人と待ち合わせし、ワインやビールを飲みながら洋食を堪能します。ここのビフカツは噛む必要がないほど柔らかく、赤ワインとの相性が抜群。まだ明るいうちから幸せに浸っています。ずっとカクテル=甘いという印象があり、洋食とは合わないと思い込んでいました。だから今回の企画で「洋食とカクテルは合う!」ことを発見できて本当に良かったです。例えば、食事前にバーに寄ることもおすすめです。昼間に嫌なことがあっても、バーで気分転換をしてから洋食屋さんに行くと、ご飯をより一層美味しく食べられます。一瞬にして非日常な空気感に包み込まれ、特別なメニューやバーテンダーさんのきめ細やかなおもてなしも含めて、神戸のオーセンティックなバーは素晴らしい時間を過ごせる場所だと思います。KissFMKOBEサウンドクルー松田礼那さんタレント/司会者。生まれ育った神戸から「知りたい!」「やってみたい!」をエネルギーに、街に繰り出しフィールドワークに励む「Wave!!!!」のサウンドクルー。特技は自分史インタビュー。紅茶好き。https://www.kiss-fm.co.jp/wave/礼那の自由研究~神戸洋食とカクテルのおいしい関係~神戸ファッション協会主催食文化発信事業これからの洋食202440

元のページ  ../index.html#40

このブックを見る