2100曲以上を作詞し、音楽文化を支えてきた作詞家・松本隆さんは、「来年は55周年。半世紀くらい歌を作り続けてました。その頃はまだ生まれてもいなかった人が僕の詩を好きだと言ってくれたり、僕の詩で育ったと言ってくれます。こういう賞をいただくことができて嬉しい」と挨拶、10月に発表された最新作、長唄『儚小町』にも触れた。建築家・隈研吾さんは近年、東京オリンピック・パラリンピック競技大会(2020年開催)のメイン会場となった国立競技場や2025年日本国際博覧会のパビリオンなどをデザイン。「建築は人のつながりをつくるもの、みんなを仲良くさせる仕事だと思っています」と話し、日本の建築の未来に向けた課題にも言及した。作家デビュー35周年を迎える玉岡かおるさんは、「書き始めた頃は遠くに取材に行くことができなかったので生まれた町を書き始めました。これからも上方のすごいところを発信していきたい」と今後の創作の意欲を語った。明治5年創業のたねやグループは、お菓子の素材が自然の恵みであることから、自然との共生を推めてきた。CEO山本昌仁さんは「豊かな自然を未来に伝え続ける、世界で唯一のお菓子屋でありたい」と語った。4組に共通する未来へ向けての言葉に、会場からは大きな拍手が起こった。玉岡かおるさんたねやグループCEO山本昌仁さん隈研吾さん松本隆さん[主催]一般社団法人 日本生活文化推進協議会/ベスト・プロデュース賞 実行委員会 公式HPはコチラhttps://jlca.jp/31
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