re InformationKOBECCO催しもの情報昨今のAI、その技術革新には目を見張るものがあり、さまざまな方面に広がりを見せている。「モノクロ写真への彩色」も、その一つだろう。その魔法を、同館所蔵のモノクロ写真にかけてみると、どうなるか。谷崎をとりまく女性たちの肌合いや眼差し、そして身につけていたそのキモノの色々にも興味は尽きない。モノクロームの封印を解き放たれた色彩が、文豪谷崎とその作品世界を新たに染め上げていく。芦屋市谷崎潤一郎記念館2024年 秋の特別展モノクロームの繚乱~色彩の谷崎潤一郎~谷崎館外観モノクロームの繚乱(部分)■会期 12月8日(日)まで■会場 芦屋市谷崎潤一郎記念館(芦屋市伊勢町12-15)■時間 10:00~17:00(入場は閉館30分前まで)■休館 月曜日(ただし11/4〈月・振休〉開館、11/5〈火〉休館)■料金 一般600円、大高生400円、65歳以上300円、 中学生以下無料■交通 阪神「芦屋駅」から南東へ徒歩15分■お問い合わせ TEL.0797-23-5852ルネ・マグリット《レディ・メイドの花束》1957年、大阪中之島美術館(トリオ<現実と非現実のあわい>より)ヴィクトル・ブローネル《ペレル通り2番地2の出会い》1946年、パリ市立近代美術館photo: Paris Musées/ Musée d’Art Moderne de Paris(トリオ<現実と非現実のあわい>より)開館3周年記念特別展として開催。大都市の美術館として豊かなモダンアートのコレクションを築いてきた大阪中之島美術館、パリ市立近代美術館、東京国立近代美術館の3館のコレクションから、共通点のある作品でトリオを組み、構成するというユニークな試みである。時代や流派、洋の東西を越えて、自由な発想で組まれたトリオの共通点はさまざま。総勢110名の作家による、絵画、彫刻、版画、素描、写真、デザイン、映像など150点あまりの作品で34のトリオを組み、7つの章に分けて紹介することで、20世紀初頭から現代までのモダンアートの新たな見方を提案し、その魅力を浮かびあがらせる。大阪中之島美術館開館3周年記念特別展TRIO パリ・東京・大阪モダンアート・コレクションart■会期 12月8日(日)まで■会場 大阪中之島美術館 4階展示室 (大阪市北区中之島4-3-1)■時間 10:00~17:00(入場は閉館30分前まで)■休館 月曜日(ただし11/4〈月・振休〉開館、11/5〈火〉休館)■料金 一般2,100円、大高生1,500円、中学生以下無料■お問い合わせ TEL.06-4301-7285(大阪市総合コールセンター・年中無休 8:00~21:00)exhibition90
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