ね、やろうって思えば。ウクレレってみんなそんなに意外に聴いたことないっていう人たちも多くて。一気にその空気感とか、世界観をころっと変えてくれる楽器だと思ってるんです。─MONGOL800の曲もキヨサクさんの曲も、ネーネーズが歌う方の平和の琉歌も…。やっぱり音楽ってすごく力があって、メッセージ性も強くて。キヨサクさんの沖縄への想いを、音楽をとおしてすごく聴きたくて。そうですね。生まれ育った島ですし。生まれた時からね、右向けば基地があって、左向けば…上向けばっていうね。そういう状況があるので、僕らがどうこうするっていうよりは生活の中の一部だったので。フラットには受け止めていて。例えば俺らが叫ぶよりもっと前にいろいろな人が叫んでるわけじゃないですか。それでも変わらない状況がある中で、じゃあ何をしたらいいのか。音楽にとっての役割を考えると、そこに住む人たちの生活の一部に、ちょっとした背中押すじゃないですけど、一日元気でいられるスイッチを“音楽”で付けてあげるってくらいのスタンスではありますね。ビートルズのジョン・レノンが叫んでも、忌野清志郎が叫んでも、変わらない世の中じゃないですか。そこで俺らが同じように叫んでもっていう、その違いはちょっと見出さないとな、とは思ってます。より生活に近いというか、声を届けたいかなぁ。素晴らしき世界 〜What a Wonderful World〜─キヨサクさんがウクレレジプシーで今後やっていきたいことや伝えたいことを。ずっとずっと自分に対しても言っているんですが、セカンドアルバムを制作中。といいながら、もう5年ぐらい経ってて、ハハハ。もうほぼ8割できかけているんですけど。なかなか締め切りがないと自分の仕事なので、ソロワークはどうしても後まわしになってしまうかな。いよいよ作るぞっていうのと、こうやって全国各地にお友達がいて、じゃあここでライブしてよっていう声かけで僕らも企画ができるよう『本来靴下は12月から』取材中にスタッフが買ってきた“今一番売れているファミマの靴下(28cm)”ビーサンのキヨサクには季節外れの靴下36
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