KOBECCO(月刊神戸っ子)2024年11月号
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社が38社ほどあった時代もあったそうです。しかし、ほとんどの証券会社が統廃合、廃業されていきました。神戸証券取引所が閉鎖後、私共も、大阪取引所で商いはしていましたが、大阪支店は作りませんでした。むしろ、特に神戸から西、兵庫県内のお客様を大事にしていこうとの方針で経営を続けてきました。独立独歩の投資戦略、地域の顧客を大事にしてきた、この2点が唯一の地場証券会社として残られている要因なんですね。やっぱり、お客様の近いところにいることを大切にしたいと思っています。社長ご自身は、どのような経歴でこの世界に入られたのでしょうか?実は、光証券は、私が大学生の時に、当時の所有者から父が買収した会社です。なので、元々は全く知らない世界なんですよ。本社1階にあるチャージング・ブル像。マンハッタン・ウォール街近くにある雄牛の銅像でウォール・ストリートの象徴でもあるウォールストリートの迫力に魅了され、金融の世界へ30

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