KOBECCO(月刊神戸っ子)2024年11月号
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地場証券としてお客様の近くにいる存在でありたい御社は、神戸唯一の地場証券会社として「独立独歩」という言葉を掲げておられますが、その想いをお聞かせ下さい。独立独歩と強調しますのはなぜかと申しますと、証券投資の世界において、独立しているということが、極めて大切なことだからなんです。どういうことかと申しますと、投資戦略には、「買い」、「売り」、「見送り」という3つの選択肢があるわけですが、この決断をする時に、親会社があったりして、お伺いを立てないといけない立場だと、瞬時に動けない可能性がありますよね?そうではない、独自の判断ができるということがベースで必要だと、私共は考えています。貿易で栄えた神戸には1967年まで証券取引所があったそうですが、廃止後も御社は神戸に残り続けられていますね。かつては神戸の地場証券会子供の頃から足が速かったものですから、中・高・大の10年間短距離走者として練習に明け暮れておりました。中学時代は全日本三位、高校時代には近畿大会優勝、大学時代にはオリンピックを目指しておりましたが夢破れました。証券業界では営業一筋に歩んで来ましたが、社長就任以降は運用力強化に日夜取り組んでおります。森もりなか中 寛ひろしさん光証券株式会社代表取締役社長29

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