KOBECCO(月刊神戸っ子)2024年10月号
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(表1)コロナの各種医療需要に対する各国の対応◆あくまで概略であり、例外は常に存在し、時期によっても変化あり*ホットハブ=新型コロナウイルス感染症の診察のために設立された臨時施設出典:森井大一「【欧州医療調査報告書 概要版】英・独・仏の“かかりつけ医”制度」日医総研ワーキングペーパーNo. 478(2023)※一部改変ステップイギリス ドイツ フランス 日本0)公衆衛生目的の隔離自己(自宅)隔離初期のみ感染症指定医療機関を中心とする病院への隔離 初期以降はホテル隔離 さらにそれ以降は自宅隔離1)発熱その他の症状に対する診療(解熱薬、去痰薬の処方等)病院の救急外来 ホットハブ*(第2波以降)かかりつけ医最初期は救急外来 第1波の途中から一般医引き受けた医療機関2)検査街角検査 自家検査 郵送検査かかりつけ医 街角検査 職域・学校検査街角検査原則、医療機関 2021年9月以降は抗原検査が実質的にOTC化(一般の薬局等で販売される高下検査キットによる検査)3)重症度判定病院かかりつけ医最初期は救急外来 第1波の途中から総合診療医引き受けた医療機関4)重症者の高次搬送病院 ホットハブ*かかりつけ医最初期は救急外来 第1波の途中から総合診療医保健所 行政5)重症化モニタリング行政 ホットハブ*かかりつけ医かかりつけ医保健所・行政が中心6)中等症の入院(酸素投与を含む)病院病院が中心だが、そこに入れなかった患者は在宅診療7)集中治療(人工呼吸管理、ECMOを含む)病院引き受けた病院84

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