去る8月24日、ホテルヒューイット甲子園にて甲陽学院同窓会2024年度会員総会が開催され、流通科学大学名誉教授で合同会社TET代表社員の上田義朗先生(第55回卒)の講演がおこなわれた。講演に先だち辰野久夫同窓会長が登壇し、夏の全国高校野球兵庫大会で甲陽学院高校が神戸第一高校と対戦し9回裏に4点差からの逆転サヨナラで勝った話題に会場は盛り上がった。替わって衣川伸秀校長があいさつし、100年前に甲子園ができたきっかけの一つはその前年の鳴尾球場での準決勝、甲陽対立命館戦で興奮した観客がなだれ込んだことにあると紹介した。ちなみにその大会では甲陽中が優勝している。講演のテーマは〝ベトナム元ベトナム元気!アジアと日本のビジネスを考える―私の「実学」研究の遍歴と今後―甲陽学院同窓会会員総会で流通科学大学名誉教授・上田義朗先生が講演気!アジアと日本のビジネスを考える―私の「実学」研究の遍歴と今後―〟。上田先生はまず自己紹介から自身の研究の原点である企業間ネットワークについて語り、企業同士の株式の持ち合いの関係から日本的な〝なれ合い〟を生む法人支配の資本主義という構図を、社会学の視甲陽学院同窓会辰野 久夫 同窓会長甲陽学院中学校・高等学校衣川伸秀 校長74
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