KOBECCO(月刊神戸っ子)2024年10月号
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9月15日、兵庫津ミュージアムにて、創立120年目を迎えた神戸史談会が、プレ120年記念例会を開催した。まずは会長で生田神社名誉宮司の加藤隆久さんが、日露戦争が終結した明治38年(1905)に創設されて以降、令和まで5つの時代を駆け抜け、阪神大水害、太平洋戦争、阪神・淡路大震災、コロナ禍を乗り越えてきた史談会のあゆみを回顧し、「今後とも郷土愛の上に立って、神戸文化の歴史の跡を明らかにし、文化財の保護・顕彰にも尽くしていきたい」とあいさつ。兵庫津ミュージアムの笠井敏光館長もお祝いの言葉を述べた。続いて記念講演がおこなわれ、まずは湊川隧道保存友の会の佐々木良作副会長が、史談会の二代目会長を務めた武岡豊太(1864~1934)につ明治39年創設の神戸史談会がプレ120年記念例会を開催神戸・兵庫のヒストリアンこと田辺眞人先生は、神戸史談会の顧問でもある佐々木良作さんは新開地の恩人にして二代目会長の武岡豊太について語った加藤隆久会長は、神戸史談会のこれまでの足跡や実績も紹介した72

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