KOBECCO(月刊神戸っ子)2024年10月号
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して贈る「中谷賞」を創設し、「表彰事業」と「助成事業」の2本柱を軸に、40年間やってきました。今年の6月に、新設した「神戸賞」の授賞式がありました。こちらについて改めてお聞かせ下さい。これまで、医工計測分野に特化した表彰をしてきたわけですが、もう少し大きなアワードを作れないか?我々が育ってきた神戸の名を冠した賞を作ろう!というところから、今後、日本がリードしていく分野として注目している「BME(Bio Medical Engineering)分野~生命科学と理工学の融合境界領域~」における学術賞を設けました。いま日本は高齢化が進み、ヘルスケア分野の重要度が高まっています。その中で、神戸はご承知の通り、医療産業都市として医療にフォーカスしている街でもありますので、“神戸発”の何かを作りたいという想いもあり、賞を新設しました。初代理事長を務めた中谷太郎。「日本技術の成長」を願った1983年、中谷太郎を囲む中谷財団設立準備委員会のメンバー1984年、第1回の贈呈式26

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