KOBECCO(月刊神戸っ子)2024年9月号
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柱とするカリキュラムを、神戸マツダの社内公募による教師陣と検討中との報告があった。マツダ特化型カリキュラムでは、SKY ACTIVやロータリーエンジンなどマツダ独自のテクノロジーについてのみならず、マツダの哲学についても学ぶという。自立型人間育成については、「原田メソッド」の提唱者でもある原田隆史理事の解説があり、信頼できる人間力を涵養するために、思考力・行動力・活用力・指導力を育むことの重要性や、心づくりの指針を紹介した。MASTeC KOBEは2年制で、二級自動車整備士(総合)取得と、学生個々人の希望に応じてマツダグループにとどまらない「就職率100%」を目指す。また、在学中にマツダ独自の資格も仮認定される。校舎は神戸マツダ本社隣接に建設。電子黒板やマツダ車を豊富に揃えた実習室、食堂を備える充実の設備と、顧客に近い環境も魅力的だ。イベントやボランティア活動などたくさんの体験も可能で、人間としての厚みも増すことだろう。定員は50名だが入学の間口は広く、リスキリングを希望する学生も歓迎とのこと。ディーラーが自らこのような機関を設立するのは業界でもレアケースだが、もちろんマツダ本社ともがっちり提携する。迷える若者よ!M A S T eC KOBEで手に職をつけ、日本の交通インフラを守る自動車業界の〝エッセンシャルワーカー〟を目指さないか?神戸マツダMASTeC設立事務局TEL/078-381-5610地元の人々の協力を得て開校をめざす学校法人5HAPPYの理事長に就任予定の(株)神戸マツダ橋本覚社長校長に就任予定の山本修弘氏「原田メソッド」の提唱者でもある原田隆史理事75

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