のような時代に僕が、この現世に生きている価値のない人間として社会的に葬られるのは、時間の問題かも知れません。今回の展覧会を見に来た人の中には、「この人は一体誰ですか?」と首をひねる若い人れの話など聞きたくも知りたくもないでしょうね。亡くなった人の大半はスマホもパソコンも操作のできない人が大半です。生きているこの僕も、スマホもパソコンも扱えません。AIの日常化は、もう目の前に来ています。そ話は出てきません」と言われそうです。もう死んだ人に用はないのです。死んだ人は全て過去の人、何人かは歴史上の人物になるでしょうね。時代の進行は物凄く早いので、死んだ人の時代遅「タマ、帰っておいで 019 自宅にて」2014年、個人蔵18
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