KOBECCO(月刊神戸っ子)2024年9月号
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re InformationKOBECCO催しもの情報デザイン大国としても知られているフィンランド。独立を宣言した20世紀初頭以降、独自のデザイン様式を築き、どこかユニークであたたかみのあるデザインが世界中の人々を魅了し続けている。本展では、フィンランドが育んだデザイナーたちによる家具、陶器、ガラス製品、テキスタイルなどを展覧。また、手仕事やサウナ文化など、優れたデザインを生み出したフィンランドの暮らしも併せて紹介していく。神戸ファッション美術館特別展 フィンランドのライフスタイル-暮らしを豊かにするデザイン-アルヴァ・アアルト《スツール60》オリジナルデザイン1933年アルテック、スコープ蔵今井祝雄《デイリーポートレイト》1979- インスタント写真作家蔵今井祝雄/グタイピナコテカでの個展会場風景/1966オイバ・トイッカ《アニュアルバード》1996~2022年ヌータヤルヴィ/イッタラ、スコープ蔵いずれも撮影:八田政玄、画像提供:世界文化社■会期 9月14日(土)~11月10日(日)■会場 神戸ファッション美術館(神戸市東灘区向洋町中2-9-1)■時間 10:00~18:00(入場は閉館30分前まで)■休館 月曜日(ただし9/16〈月・祝〉・23〈月・休〉、10/14〈月・祝〉、 11/4〈月・休〉開館、9/17・9/24、10/15・11/5〈火〉休館)■料金 一般1,000円、大学生500円    神戸市内在住の65歳以上・高校生以下無料■交通 六甲ライナー「アイランドセンター駅」から徒歩約3分■お問い合わせ TEL.078-858-0050今井祝雄《Two Heartbeats of Mine》1976 インスタレーション合体スピーカー、心音テープ、プレイヤー2台 作家蔵1946年に大阪で生まれた今井祝雄は、大阪市立工芸高校在学中の1964年、17才の時に第14回具体美術展へ初出品。翌年最年少作家として「具体美術協会(具体)」会員となった。絵画や立体作品、モーターを利用した作品を「具体」で発表する一方、「第1回草月実験映画祭」(1968)では映像や光による作品を発表するなど、「具体」の新時代を担うメンバーの一人として活躍。現在も国内外で精力的に発表を続けている。本展は、作家活動60年の節目に開催する、美術館では初の今井祝雄の個展。10代から現在にいたるまでの多様な活動を多角的に紹介し、今井祝雄という作家の知られざる全体像を明らかにする試みとなる。芦屋市立美術博物館特別展今井祝雄―長い未来をひきつれてexhibition■会期 9月14日(土)~11月17日(日)■会場 芦屋市立美術博物館(芦屋市伊勢町12-25)■時間 10:00~17:00(入場は閉館30分前まで)■休館 月曜日(ただし9/16〈月・祝〉・23〈月・休〉、10/14〈月・祝〉、     11/4〈月・休〉開館、9/17・9/24、10/15・11/5〈火〉休館)■料金 一般900円、大高生500円、中学生以下無料    ※11/9(土)、10(日)は観覧無料■交通 阪神「芦屋駅」から南東へ約15分■お問い合わせ TEL.0797-38-5432 art100

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