KOBECCO(月刊神戸っ子)2024年8月号
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公演を主催するインターナショナル バレエ カンパニー(以下、IBC)は2022年4月、北区在住のバレエ指導者・コズロヴァ・ユリヤ先生の呼びかけで、神戸へ6人のウクライナ人バレエダンサーの避難をオデーサから受け入れ、多くの個人・企業からの協力を得ながら生活基盤づくりを支援してきました。さらに練習の機会や仕事としてバレエに携われる環境を提供する活動を続け、今年6月から「うはらホール」で単独公演を開催しています。6月29日の第3回公演「Raymonda」はハンガリーから来日した国立バレエ学校の生徒たち、現在も神戸で避難生活を続けているマラ・ヴァレリアさんとイザベラ・アンナさん、ユリヤ先生主宰のコンクール奨励賞受賞者やプロの日本人バレエダンサーが共演。コンパクトながらも華やかでクオリティーの高い舞台で観る人たちを魅了しました。ウクライナ人と日本人バレエダンサー共演による「うはらホール」での単独公演は8月以降、5回の開催が決定しています。詳しくはIBCホームページからご確認ください。Ibc | Ibc International Ballet Company神戸市 (ibconline.co) Raymondaバレエ公演6月29日、神戸市東灘区文化センター「うはらホール」で開催ウクライナオデーサから神戸へ避難をしてきたバレエダンサーと日本人、そして今回はハンガリーから来日した4人のダンサーも加わって華やかなバレエの舞台が披露されました。37

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