KOBECCO(月刊神戸っ子)2024年8月号
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神戸大学 神戸市灘区六甲台1-1TEL.078-881-1212〈取材を終えて〉神戸大学は、去年、デジタルバイオ&ライフサイエンスリサーチパーク(DBLR)を設立した。「大学の重点研究領域であるバイオものづくり、医工学、先端膜工学、健康長寿及び社会システムイノベーションの領域を統括し、各領域間と連携の上、社会実装につながる研究環境基盤を強化し、かつ人材を創出するとともに、自治体、企業及び研究機関と社会的課題を解決し社会に貢献する」ことを目的としたものだ。また、バイオものづくりを中心に地域中核・特色ある大学強化促進事業を進めている。ここから、医療、エネルギー、ものづくり、食料などの分野における革新的かつ世界に誇れる新規技術を開発してイノベーションを創出し、地域の活性化に役立てようとしており、様々なスタートアップも設立されてきている。基礎科学研究と社会実装に繋がる応用科学研究を両輪として、未来社会の創造に貢献することにより地元に根差し、世界に誇れる研究大学となることを目指す神戸大学。神戸の未来をけん引する大学の取組みにこれからも注目である。〈プロフィール〉蔭岡翔(かげおか しょう)放送作家・脚本家神戸市東灘区在住。関西の情報番組や経済番組などを企画・構成。日本放送作家協会関西支部監事。日本脚本家連盟関西地区総代ムを確立していくべきであると思っています。現在、神戸では「大学都市神戸産官学プラットフォーム」を設立し、大学が産官学を密にして社会貢献することによって地域の活性化を目指す取り組みを進めています。地域の活性化には経済の発展がもちろん重要ですが、もっと大切なのは地域社会に貢献できる人材の育成に向けた教育であり、大学の果たす役割は非常に大きいと思います。その役割を果たすためにも地元大学として神戸市とともに地域発展に向けて覚悟をもって様々なことにしっかりと取り組んでいきます。キャンパスから神戸の街並みや海を望む36

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