KOBECCO(月刊神戸っ子)2024年7月号
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兵庫県医師会の「みんなの医療社会学」 第155回ており、2024年は3月16日に姫路市医師会館大ホールでおこないました。91名の参加があり、うち半分ほどが市民でした。「かかりつけ医って何なの?」をテーマに、多角的な視点からかかりつけ医について考えました。一般講演として医師会会員の3名の医師が登壇し、その後、特別講演というプログラムでした。─一般講演の最初の講演はどんなお話でしたか。多田 まず、のざと眼科の高こうの野朋子先生が「日本の医療機関が民間優位となった歴史的経緯~明治維新から今日まで~」と題して、歴史的な側面からかかりつけ医の成り立ちを解説しました。「いつの時代も政治は医療への資金投入を後回しにしてきましい、お知らせしたい、一緒に考えたい内容をテーマに採り上げてきました。─今年はいつどのようなテーマで開催しましたか。多田 基本的に隔年で開催し─姫路では医療政策にフォーカスしたフォーラムを開催していますね。多田 姫路市医師会では早くから医療政策に関する市民フォーラムを開催し、市民のみなさまと共有しておきた姫路市医師会医政市民フォーラム「かかりつけ医って何なの?」について兵庫県医師会 理事山田脳神経外科医院 院長多田 英二 先生86

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