KOBECCO(月刊神戸っ子)2024年7月号
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今夏、土用の丑の日におすすめしたい鰻料理専門店。4月26日に開業したここの名物は鰻を丸ごと焼き上げた「一本うなぎ」。見た目のインパクトはもちろん、ひと口目を頬張るときの高揚感たるや!名古屋で90年以上続く老舗の鰻卸問屋が母体ゆえ、素材の良さは言わずもがな。強力な火にかけても身が縮まない肉厚な鰻を、蒸さずに“地焼き”することで身が脂をしっかりと湛え、香ばしいことこの上なし。“ワイルド・クリスピー”と誇る皮のパリッとした歯応えを楽しみ、その皮に包まれたふっくらとした身を堪能し、滲み出る甘い脂に舌をとろけさせる。メニューは「一本重」や「白焼一本定」などの定食ほか、お酒と好相性な一品やコース料理もラインナップ。少し贅沢なランチやいつもと違う夜の宴、特別な日のお祝い事にもぴったりだ。客席からガラス越しに厨房が見えるライブキッチンを設え、職人が鰻を捌き、串打ちして、焼き上げる様子を間近に見ることができる。また2Fには少人数から最大20名まで収容可能な個室もあり、冠婚葬祭や接待などにも活用できそう。夏バテ対策、せっかくならば極上の鰻が味わえる評判店でぜひ!うなぎ四代目菊川 神戸三宮店神戸市中央区加納町4-8-17 TAKAI B.L.D1階078-954-6001ランチ12:00~15:00(LO14:00)ディナー17:00~22:00(LO21:00)不定休「ひつまぶし」ならば、そのままはもちろん、薬味をのせたり、お茶漬けにしたりうなぎ料理を少しずつ楽しめる「会席料理」鰻の調理技を楽しめる(1F)店内には大小の個室を完備7

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