KOBECCO(月刊神戸っ子2024年6月号
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―神戸JCで学んだことは?これは先輩方も皆さん口を揃えておっしゃることですが、時間管理術について本当に身に付きます。神戸JCではある程度年間スケジュールが決まっているため、その時間を捻出するためにどのように社業やプライベートの時間を調整するか、何事においても優先順位をつける癖がつきました。また、同年代で色んな職種・業種の方と出会えるので、物事の考え方や行動の仕方も学ぶべきものが多いです。そういったメンバーとの出会いは自分自身の考え方や知識の幅を広げてくれることにもつながり、社業にも活きてくると思っています。―JC活動が、ご自身の社業に役立ったことは?今年度、委員長の職に就いていますが、委員会メンバーに対しての情報の伝え方では大変苦労しました。理解してくれていると思っていたことが、全く委員会メンバーに伝わっていなかったり、反省する場面が何度もありました。この反省は社業でも顧みるところが多く、相手に手法ややり方だけを伝えるのではなく、その仕事の目的やゴールを明確に伝えることでより活発なコミュニケーションが生まれ、仕事の効率が上がっていき、会社の利益に繋がると確信したことです。また、人は信じて任せられたら自分の責任を果たそうと頭を使い、動いてくれるということです。自分一人で抱え込まず、周りを信じて任せてみる、そしてしっかりとフォローすることを貫けば、任された人は成長するし、結果的に組織の活性化につながるのだとJC活動を通して経験することができました。―同世代で神戸JCに興味のある方へのメッセージがあればお願いします。私は入会するまでは正直なところ、神戸JCに対して良いイメージを持っていませんでした(笑)。ですが、実際入会してみると、非常にメリハリのある組織であることが分かりました。特に会議所と名の付く組織体ですから、会議で物事を決めていくことを原則としていますが、普段仲の良いメンバー同士でも、会議ではそれぞれの役職を全うする必要があるため、活発な議論がなされます。会議が終わればノーサイド。お互いの事業をより良くしていこうという思いに溢れた組織であることが分かります。もし、入会を迷われている方がいれば、仮入会をしてみることをお勧めします。自分に合うと判断すれば、入会すれば良いし、合わないと思ったらきっぱり断るくらいの気持ちで良いと思います。是非この仮入会制度を利用してみてほしいです。―神戸の街の魅力とは?何と言っても山と海が身近にあり、神戸の街を愛する人々で溢れているところが神戸の魅力だと感じます。私は前職では2年間東京で生活をしていましたが、何度も神戸シックに陥っていました(笑)。小さい頃に祖90

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