KOBECCO(月刊神戸っ子2024年6月号
89/148

うことから始めました。個性的なメンバーが多く、意見をまとめるのが大変でした(笑)。―今年のみなとまつりの見どころについては?メインステージでは、日ごろから活動をしているキッズチアリーディングに始まり、神戸にゆかりのあるアーティストや著名なバンドが会場を盛り上げてくれます。プロ縄跳びプレーヤーによるショーや子ども向けの体験イベント、会場内特設コートでは3on3のミニバスケゲーム観戦ができ、試合観戦後はミニバスケが体験できるなど、事業期間中は同時多発的に色んなエリアでさまざまな企画が実施されます。会場内では50店以上のキッチンカーが並び、さまざまなジャンルの食を楽しんでいただくこともできます。―新たな企画などございますか?みなとまつりは2002年に神戸の海と港に感謝を捧げるまつりとしてスタートした事業です。神戸の海に近いメリケンパークで開催することもあり、今年は「水」を使った演出に力を入れています。昨年私は別の委員会でみなとまつり当日に担当の職務に就いていましたが、タイの水かけ祭り「ソンクラーン」を実施している姿を目のあたりにし、子どもだけではなく、大人までもが服をびしょ濡れにしながら楽しんでいる姿が印象的で、今年はこの「ソンクラーン」に神戸でダンスや歌を学ぶ学生とのコラボでさらに盛り上げられないかと考え、企画を進めているところです。―委員会運営で配慮していることはありますか?私もそうですが、委員会メンバーは皆、それぞれの時間とお金を使って集まってくれたメンバーなので、会社組織とは違った人間関係で成り立っています。それぞれ社業では代表や役員に就いているメンバーがほとんどなので、一人ひとりの価値観や個性に合わせたコミュニケーションをとることが求められています。声の掛け方一つとっても人それぞれに対応を変えて、接することを心がけています。89

元のページ  ../index.html#89

このブックを見る