KOBECCO(月刊神戸っ子2024年6月号
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KOBECCO Cultuexhibitionexhibition■会期 6月8日(土)~9月1日(日)■会場 兵庫県立美術館(神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1HAT神戸内)■時間 10:00~18:00(入場は閉館30分前まで)■休館 月曜日(ただし7/15〈月・祝〉・8/12〈月・振休〉開館、7/16・8/13〈火〉休館)■料金 一般1,900円、大学生1,000円、70歳以上950円、高校生以下無料、障がいのある方(一般)450円、障がいのある方(大学生)250円■交通 阪神「岩屋駅(兵庫県立美術館前)」から南へ徒歩約8分■お問い合わせ TEL.078-262-1011■会期 6月29日(土)~9月16日(月・祝)■会場 神戸ゆかりの美術館(神戸市東灘区向洋町中2-9-1)■休館 月曜日(ただし7/15〈月・祝〉・8/12〈月・振休〉・9/16〈月・祝〉開館、7/16・8/13〈火〉休館)■時間 10:00~17:00(入場は閉館30分前まで)■料金 一般1,200円、大学生600円、高校生以下無料■交通 六甲ライナー「アイランドセンター駅」から南東すぐ■お問い合わせ TEL.078-858-1520『ジャンヌ』より ©安彦良和『機動戦士ガンダム』(劇場版)ポスター原画 ©創通・サンライズ『遙かなるタホ河の流れ』上巻より《ラクダのこども》2010年撮影:森田直樹《ゴン》2023年撮影:ウラタタカヒデ《セレナ》2020年撮影:ウラタタカヒデ※作品は全て個人蔵『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザイナー兼アニメーションディレクターであり、漫画家としても活躍する安彦良和の創作活動を展望する回顧展。これまでにも特定のジャンルに注目した個展は開催されてきたが、本展は青少年期の歩みから現在の創作まで、多彩な分野の作品を取り上げ、そこに共通するテーマに迫る、初の試みとなる。また、ライフワークとも言うべき日本の古代史、近代史を取材した漫画作品は、歴史そのものの魅力と、表現者のイマジネーションの魅力の双方を味わうことのできる機会ともなる。なお、2024年は『機動戦士ガンダム』放映45周年、安彦良和が喜寿(77歳)を迎えるメモリアルイヤーである。はしもとみお(1980~)の作り出す動物たちの彫刻は、ぬくもりや息づかいまでも感じさせる。獣医になりたいと夢見ていた彼女は1995年に阪神・淡路大震災で被災し、動物たちのいる風景が一瞬にして失われるという光景を目の当たりにした。この体験をきっかけに、たとえ失われた命であってもその輝きを彫刻という形で残したいと考えるようになる。本展では「時間」をテーマに、動物たちが生きてきた時間と、はしもとみお本人の過ごしてきた時間をつなげてその軌跡をたどる。はしもとみおの作品を通じて、動物たちの命を記憶する、形に残すという意味を感じていただける展覧会となる。兵庫県立美術館描く人、安彦良和Yasuhiko Yoshikazu : Divine Animator and Draftsman神戸ゆかりの美術館特別展 はしもとみお展―時を刻むいきものたち―113

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