KOBECCO(月刊神戸っ子)2024年5月号
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re InformationKOBECCO催しもの情報近年さまざまな色の万年筆用インクが作られ、それらを手軽に使えるつけペンとして注目を集めているガラスペン。実用性を重視し、シンプルな使いやすいペンが主流のなか、作家のオリジナリティを体現した個性あふれる作品もコレクター垂涎の的となっている。その多くがランプワーク技法で作られている。本展では、ランプワークガラスミュージアムとしてアートの観点から21名の作家作品を紹介する。KOBEとんぼ玉ミュージアム企画展アートなガラスペン―軸を愉しむ―■会期 7月9日(火)まで■会場  KOBEとんぼ玉ミュージアム (神戸市中央区京町79   日本ビルヂング2F)■時間 10:00~19:00  (入館は閉館15分前まで)■休館 会期中無休■料金 大人400円、小中学生200円■交通 各線三ノ宮(神戸三宮)駅・元町駅より徒歩約8分■お問い合わせ TEL.078-393-8500芦屋市立美術博物館コレクション特集「具体美術協会/芦屋」「アプローチ!―アーティストに学ぶ世界のみかた」art■会期 6月9日(日)まで■会場 芦屋市立美術博物館(芦屋市伊勢町12-25)■時間 10:00~17:00(入場は閉館30分前まで)■休館 月曜日(ただし5/6〈月・振休〉開館、5/7〈火〉休館)■料金 一般500円、大高生300円、中学生以下無料■交通 阪神「芦屋駅」から南東へ約15分■お問い合わせ TEL.0797-38-5432exhibition野外具体美術展 (1956年、芦屋公園・兵庫) 写真提供:大阪中之島美術館植松奎二 《Triangle - Stone / Cloth》 2021年 石、綿布 撮影者:髙嶋清俊※上記2点芦屋市立美術博物館蔵松谷武判 《繁殖の 63-130》 1963年 ビニール接着剤、アクリル、板 芦屋市立美術博物館では、現在約1,500点の美術作品を収蔵している。本展では2つの特集によって、コレクション作品を紹介する。「具体美術協会/芦屋」同館では1954年に芦屋で結成された「具体美術協会(具体)」に属した作家の作品を多数所蔵している。本展では、「具体」の作家の作品約45点とともに当時の資料を展観し、1972年に解散するまでの「具体」の時間を紹介する。「アプローチ!―アーティストに学ぶ世界のみかた」アーティストは世界に存在する多くの物質や事柄から発想し、唯一無二の作品を創造している。本展では、現代美術作品約60点を展示し、制作を通して世界と関わるアーティストたちの視点と制作の手法に迫る。98

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