KOBECCO(月刊神戸っ子)2024年5月号
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 世界初のシャチの教育ゾーン「オルカラボ」では、骨格標本や生態研究成果など、デジタルツールを活用して、シャチの紹介を行なう。また教育プログラムなどのイベントも実施できるスペース「オルカホール」も完備。 シャチを通じて生命の大切さ、持続可能な海への環境について学ぶことができる機会提供にも力を入れる。 シャチのパフォーマンスと人気を二分しそうなのがレストラン「ブルーオーシャン オルカスタディアム」。スタディアムの真下にあるレストランで、横幅21m×高さ2.7mのガラス窓越しにシャチを眺めながら食事ができる。地元食材を使用したメニューをブッフェスタイルで提供。シャチは窓際を泳ぐことも多く、美しい体の模様までしっかり堪能できるそう。悠々と泳ぐシャチの様子に見とれて食事の手が止まってしまわないよう、ご注意を。 もう一つの目玉は「ドルフィンスタディアム」。イルカのパフォーマンスを楽しめる「ドルフィンスタディアム」をはじめ、横幅12m×高さ2.7mというワイドなアクリルガラス越しに、ゆったりとイルカを観察できる「ドルフィンホール」、さらにイルカとふれあえる体験プログラムを提供する「ドルフィンビーチ」を設けるなど、イルカの生態を間近で学べるようになっている。 「ドルフィンスタディアム」の西隣の「アクアライブ」では、六甲水系・瀬戸内海の原風景を巨大なアマモ場の展示などで再現する「ローカルライフ」、太平洋・サンゴ礁を旅する「トロピカルライフ」の魚類展示エリアに加え、ペンギン、ウミガメといった生きものの行動を観ることができるゾーンも。須磨海浜水族園で飼育されていた淡水魚の一部を公園利用者に向けて無料開放する「スマコレクション」もスタンバイ。 料金は混雑に配慮し、時期に応じた4段階の変動制。通常期間は大人(高校生以上)が3100円。シャチについて勉強!生態を知ると親近感もUP海底レストランのよう?シャチを眺めながら食事ますます親しまれる、もっと愛される水族館へ間近を泳ぐシャチの姿に感動!教育ゾーン「オルカラボ」教育ゾーン「オルカホール」オルカスタディアム32

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