KOBECCO(月刊 神戸っ子)2024年4月号
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企画を経験し、JC活動がまちに良い影響を与えていることを肌で感じました。全てのJC活動が、分かりやすくまちへの影響を感じ取りやすいとは言えないですが、JCが行う事業は間違いなくまちに良い影響を与えていると思いますし、そうであるからこそ、これを下支えする他のJC活動にも意義があると思っています。|総務委員会ではどのような活動をしていますか?総務委員会の活動としては、日々の会議の設営や、会議に上程される議案の体裁のチェック、会員名簿の管理、内規の検討など、内容としては正直言って地味なものになります。しかし、神戸青年会議所とその名前に表れているように、この組織では会議を通して物事を決定することを重要視しており、そういった意味では、その設営を担う総務委員会は組織の軸を担っていると自負しています。さきほどもお答えしましたとおり、私はJC活動がまちに良い影響を与えていると思うからこそ、これを支える組織の軸としての総務委員会の役割に意義を感じ、委員会活動を行っています。|委員会運営で配慮していることは?まず、JCに所属して認識しないといけないのが、多種多様なタイプの人がおり、多種多様な状況に置かれていること。そのため、委員会運営に正解はなくそのメンバーによって変わるので、具体的に個々のメンバーがいま何を求めているのかということをまずは意識しています。また、何よりメンバーに楽しんで欲しいと思っています。様々な協力をしてもらうので、辛いこともしていただいていますが、なるべくそれぞれの活動に何らかの意義を感じていただけるように心がけています。|神戸JCで学んだこととは?私は今弁護士の職に就いておりますが、社会に出るのも遅く、元々特に社交的な方ではないので、人付き合いがうまくありません。しかし、JCでは様々な年齢・職種の方が在籍し、そういったメンバーとのコミュニケーションが不可欠です。単に表面的に仲良くなる、というものではなく、どうしたら自分の想いが伝わるのか、相手の想いをくみ取ることができるのかというコ3月2日、横浜JCとの定例会で司会を務めた97

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