KOBECCO(月刊 神戸っ子)2024年4月号
144/148

平尾工務店の木造住宅は、構造材に国産材、中でも品質の高い紀州材を使用しています。温暖湿潤な紀伊山地で育ったスギやヒノキは、細かい年輪幅、強度と光沢、ねじれや狂いの少なさという建築材に求められる条件を兼ね備えています。わが国の面積の約3分の2は森林で、うち約4割が人工林です。人工林の森林備蓄量は約35億立米もあり、日本は世界屈指の森林資源大国です。しかし、これだけの資源量がありながら国内の森林資源の消費量は年間で2千万立米ほどと少なく、木材自給率は4割にも届いていません。当然ですが樹木は成長するので、国産材の利用が進まないと森林備蓄量は増加する一方となり、現に人工林の森林備蓄量は2012年から2022年の10年間で5億立米も増えています。つまり、使うべき森林資源平尾工務店の木のすまいで  家族の安心と国土の安全を144

元のページ  ../index.html#144

このブックを見る