KOBECCO(月刊 神戸っ子)2024年4月号
115/148

KOBECCO Cultuartexhibition■会期 【前期】4月28日(日)まで【後期】4月29日(月・祝)~5月19日(日)※会期中、一部作品の展示替えを行います■会場 神戸市立博物館(神戸市中央区京町24)■時間 9:30~17:30(金・土19:30まで、入場は閉館30分前まで)■休館 月曜日(ただし4/29・5/6〈月・祝〉開館、5/7〈火〉休館)■料金 一般1,200円、大学生600円、高校生以下無料■交通 JR・阪神「元町駅」から南東へ徒歩約10分■お問い合わせ TEL.078-391-0035■会期 7月7日(日)まで■会場 京都市京セラ美術館(京都市左京区岡崎円勝寺町124)■時間 10:00~18:00(入場は閉館30分前まで)■休館 月曜日(ただし4/29・5/6〈月・祝〉開館)■料金 一般2,100円、高大生1,400円、小中生900円 ※4/13(土)・14(日)・20(土)・21(日)は小中高生無料観覧日■交通 京都市営地下鉄東西線「東山駅」から徒歩約8分■お問い合わせ TEL.075-771-4334116「WRITING LETTER」日下部金兵衛 明治時代中期ピエール・セルネ氏蔵(通期展示)2069「CHERRY BLOSSOMS AND JINRIKISHAS」日下部金兵衛 明治時代中期~後期東京都写真美術館蔵(通期展示)【左】ロベール・ドローネー《円形、太陽 no.2》1912-1913年 Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne - Centre de creation industrielle (Don de la Société des Amis du Musée national d’art moderne en1961) © Centre Pompidou, MNAM-CCI/Georges Meguerditchian/Dist. RMN-GP【右】マリー・ローランサン《アポリネールとその友人たち(第2ヴァージョン)》1909年 Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne - Centre de creation industrielle (Dation en1973) © Centre Pompidou, MNAM-CCI/Audrey Laurans/Dist. RMN-GP32「GENERAL」日下部金兵衛 明治時代中期ピエール・セルネ氏蔵(通期展示)日本の開国後、幕末から明治時代にかけて、これまで交流のなかった諸外国の人々が、来日するようになった。未知の日本文化を目にした彼らの需要に応え、写真館では日本の名所や風俗を撮影した写真を販売した。それらの写真はしばしば、1点1点精緻に彩色され、カラー写真と見紛うような「手彩色写真」に仕上げられて、豪華な蒔絵表紙のアルバムに綴じ込まれた。被写体の選定、巧みな構図と美しい彩色は、東洋の神秘「JAPAN」のイメージを作り上げていく。本展では、幕末・明治期に撮影され、手彩色が施された写真と関連資料約150点を一堂に展観し、時代を超えて人々を魅了する「JAPAN」の姿をご紹介する。 20世紀初頭、パブロ・ピカソとジョルジュ・ブラックによって生み出されたキュビスムは、西洋美術にかつてない変革をもたらした。伝統的な遠近法や陰影法による空間表現ではなく、幾何学的に平面化された形を用いて画面を構成する試みは、ルネサンス以来の常識から画家たちを解放した。本展は、世界屈指の近現代美術コレクションを誇るパリ・ポンピドゥーセンターの所蔵品を中心に約130点を展示する、日本では約50年ぶりとなるキュビスムの大型展覧会。約40人の作家による初来日作品50点以上を含む絵画や彫刻などにより、20世紀美術の真の出発点となったキュビスムの全貌を紹介する。神戸市立博物館京都市京セラ美術館特別展 「Colorful JAPAN」―幕末・明治手彩色写真への旅パリ ポンピドゥーセンターキュビスム展―美の革命ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ115

元のページ  ../index.html#115

このブックを見る