KOBECCO(月刊 神戸っ子)2024年3月号
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菜の花の紅菜苔など、カラフルで力強い滋味の有機野菜が多用されているのも人気の要因に。例えば、魚介のマリネは薄紅色が美しいおろし大根の上に桜色の鯛を並べたり、絶妙なロゼ色に仕上げたステーキは鮮やかな橙色の人参のペーストと淡路産玉葱の甘みを活かした赤ワインソースを組みあわせたり。素材の味や香り、彩りからも島の恵みをしっかりと感じられる。もちろん食後のデザートも心弾む美味が揃い、カフェのみの利用も可能。「ゆったりと食事してもらいたいから」と、1日4組のみ受け付け。二人の温かい人柄が実に心地よく、絶対に通ってしまうはず。早めの予約がマストです!Cafe Bistro Tabata淡路市佐野23420799-70-861111:00~17:00(ランチは~14:30、木曜はランチ営業のみ~15:00)、金・土のみ17:30~21:00(予約制)月曜・火曜定休※4月以降は日曜・月曜定休5)いちごのミルフィーユ&バニラアイス(850円)。デザートはコースに含まれないが必食の美味しさ6)サブレなど土産用の焼き菓子やパンも販売前菜 魚介のマリネメイン 淡路どり 骨付きもも肉のロティ7)8)6年前に土地を購入し、淡路島に移住。竹藪の伐採から始め、店内の漆喰塗り、タイル貼りも自分たちで手掛けたそう。風花さんのお母様が建築家・前田由利さんということもあり、設計にもこだわりが大阪湾を一望。春には桜も!65787

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