KOBECCO(月刊 神戸っ子)2024年3月号
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通常業務では航空エンジンの3D設計支援や解析をする鶴田さんと村上さん、オートバイの3Dモデリング担当の漆垣さん。「普段はずっとパソコンと向き合っているので、人とコミュニケーションを取りながら仕事をやってみたいという思いがありました」とそろって応募の動機を話す。2023年7月、それまで交流のなかった3人でチームが結成され、アンカー神戸(※②)で片山喜市郎さんとつながり、KOBE LEATHERとコラボするモノづくりプロジェクトが始まった。多岐にわたるKawasaki製品の中で「神戸レザーの魅力を発信できるのは何か?」。ロボット、子ども用自転車などなどデザインを話し合い、CG部門に画像作成を依頼。議論を重ねて最終的に「Kawasaki初の電動バイクに牛さんの〝いのち〟を吹き込み、走らせよう」と決定したのが10月。そして12月、片山さんも「こんなに短期間で!」と驚いたという集中力とチームワーク、さらに社内、社外からの協力を得ながら「RE:BORN」が完成した。右から村上里澄さん(3Dビジネス部民間エンジン技術課)漆垣和夏さん(3D開発部3D二課)鶴田恭輔さん(3Dビジネス部民間エンジン技術課)39

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