KOBECCO(月刊 神戸っ子)2024年3月号
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ることでグリップ性能が向上します。この技術を夏のドライ路面も雪道も走ることができるオールシーズンタイヤに搭載した次世代タイヤを2024年秋に発売予定です。車のユーザーからすれば、夏用・冬用とタイヤを2組揃えなくていいのは嬉しいですね!でもメーカーとしてはどうでしょうか?確かに、タイヤを売る機会は減ります。しかし、お客さまにとってみればどちらが良いのか?そして、最初に話していた環境対応にも繋がります。当社をはじめ、多くの企業は、化石資源からバイオマス原材料への転換などを進めていますが、バイオマス資源にも使える量の上限があります。それを補うためには、リサイクルやリユース、もっというと、そもそもの使う量を減らす、ということが必要になってきます。35

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