KOBECCO(月刊 神戸っ子)2024年3月号
12/148

2名靴図鑑生涯愛せる靴時代を超えて履かれ続けているのは、それなりの理由がある。愛靴家たちに絶大なる支持を得る、ビスポーク靴「SPIGOLA」。1009ポジティブな靴軽快でポジティブイキイキと活動したくなるパリ的に小粋なローファ―春のおでかけにスニーカーではカジュアルすぎる…。そんな悩みを解決してくれるエレガントなローファー。薄く柔らかいカシミアスエードには春めいたグレーを用意。「フランスのセーヌ川にちなみ、"セーヌ"と名付けたシリーズ。パリのカフェでお茶する時に履くイメージ」と笑う鈴木氏。センターで縫い合わされたサドル、ハンドソーンの白いモカステッチなど、細部へのこだわりが繊細でドレッシーな雰囲気を生み出す。アウトソールには軽量なヴィブラムソールを採用。足取り軽く、いきいきと動きだす季節にぜひ。フィレンツェの靴職人ロベルト・ウゴリーニ氏のもとで修業した鈴木幸次氏が、オーダーメイドで自分だけの最高の一足に仕上げてくれる。他に類を見ないルックスと足にピタリおさまる履き心地に、世界中にファンが多い。神戸市長田区細田町5-2-16TEL.078-641-134310:00〜19:00 日曜休ソールも黒ではなく、春っぽいカラーを選択長く愛せるクリエイション要素スピーゴラではソールのコンストラクションも自由自在。「レザーソール」はもちろん、vibram社製の「ラバーソール」や「ハーフラバー」というオーダーもあり。ドレスシューズに薄手のレザーソールや、あえてのラギッドなラバーソールで、ちょっとハズす足元も面白い。1カシミアスエードのホワイトグレー、パープルグレー、ライトグレーの3色で展開。柔らかな見ためのアッパーとそれをしっかりと支えるラバーソールの絶妙なコンビネーションも大きな魅力となっている 2ウェルトは革を生成りカラーで仕上げ、ぶ厚くてもラギットになりすぎない自然な面持ちに。ギザギザの目付けが靴の輪郭をかたどるアクセントとなり、存在感がグッとアップ神戸・長田ビスポークブランドSPIGOLA12

元のページ  ../index.html#12

このブックを見る