KOBECCO Culture Informationexhibitionexhibition■会期 3月16日(土)~5月26日(日)■会場 兵庫陶芸美術館(兵庫県丹波篠山市今田町上立杭4)■時間 10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)■休館 月曜日(ただし4/29〈月・祝〉・5/6〈月・振休〉開館、4/30・5/7〈火〉休館)■料金 一般1,500円、大学生1,100円、高校生以下無料※「ムーミンの食卓とコンヴィヴィアル展」との共通観覧券■お問い合わせ TEL.079-597-3961ティモ・サルパネヴァ 《カヤック[3867]》 1954年イッタラ・ガラス製作所マルック・サロ 《アートグラス、ユニークピース》 2017年 ラシコンッパニア【すべてコレクション・カッコネン、撮影:Rauno Träskelin】機能的で洗練された美しさを誇る北欧フィンランドのプロダクト。1917年、ロシアから独立したフィンランドでは、ナショナリズムが高まる中、モダニズムを推し進めていった。ガラスも例外ではなく、若きデザイナーたちが切磋琢磨。1950年代、フィンランドの風土を反映したフィンランド・グラスアートは世界のデザイン界にその名を知らしめた。本展では、1930年代から現代まで、「アートグラス」と銘打って制作した芸術性溢れるガラス作品約130件によって、フィンランド・グラスアートの系譜を辿る。自然豊かなやきものの里で、日本人にも親しみの深いフィンランドの芸術と文化に触れる機会を目指す。メキシコには35もの世界遺産があり、なかでも高い人気を誇るのが、古代都市の遺跡群である。前15世紀から後16世紀のスペイン侵攻までの3千年以上にわたり、独自の文明が花開いた。本展では、そのうち「マヤ」「アステカ」「テオティワカン」という代表的な3つの文明に焦点をあてる。火山の噴火や地震、干ばつなど厳しい自然環境のなか、人々は神を信仰し時に畏怖しながら、王と王妃の墓、大神殿、三大ピラミッドなど各文明を代表する壮大なモニュメントを築いた。本展では、普遍的な神と自然への祈り、そして多様な環境から生み出された独自の世界観と造形美を通して、古代メキシコ文明の奥深さと魅力に迫る。兵庫陶芸美術館国立国際美術館特別展 フィンランド・グラスアート-輝きと彩りのモダンデザイン- 特別展「古代メキシコ─マヤ、アステカ、テオティワカン」■会期 5月6日(月・振休)まで■会場 国立国際美術館(大阪府大阪市北区中之島4-2-55)■時間 10:00~17:00 ※金・土は20:00まで(入場は閉館30分前まで)■休館 月曜日(ただし4/29〈月・祝〉・5/6〈月・振休〉開館)■料金 一般2,100円、大学生1,300円、高校生900円、中学生以下無料■交通 中之島線「渡辺橋駅」から南西へ徒歩約5分■お問い合わせ TEL.06-6447-4680死のディスク石彫 テオティワカン文明、300~550年 テオティワカン、太陽のピラミッド、太陽の広場出土メキシコ国立人類学博物館蔵© Secretaría de Cultura-INAH-MEX. Archivo Digital de las Colecciones del Museo Nacional de Antropología. INAH-CANON赤の女王のマスク・冠・首飾り マヤ文明、7世紀後半 パレンケ、13号神殿出土 アルベルト・ルス・ルイリエパレンケ遺跡博物館蔵© Secretaría de Cultura-INAH-MEX. Foto: Michel Zabé碑文の神殿と13号神殿© Secretaría de Cultura-INAH-MEXカイ・フランク 《アートグラス、ユニークピース》1970年代前半 ヌータヤルヴィ・ガラス製作所116
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